大型パラソルで屋外スペースを有効活用できます。
業務用大型パラソルを使って屋外スペースを有効活用し、客席減を補う!
設置工事不要で、風が流れる快適な日陰を作る、おしゃれな大型パラソル。
テラス席設置の届出が受理されれば、スペースに合うサイズのパラソルを購入し、屋外スペースに置くだけで簡単に客席(テラス席)が出来ます。
比較的低予算・短期間で楽しく快適な空間が出来上がるので、密を避けるために減らさざるを得なかった座席を補うことが出来ます。
もちろん、リゾート地のプールサイドの演出、テーマパーク内の休憩スペースなど、その他の理由での大型パラソル設置もOKです。
テラス席を設置する場合には、飲食店の営業許可の他に、「屋外客席設置届」を保健所に提出しなければなりません。
各自治体が定める設置ルールが守られていないと受理されないので、まずは店舗のある自治体の保健所で設置のルールを確認しましょう。
設置ルールは各自治体によって細かな違いがありますが、以下のようなものがあります。
テラス席の設置は近隣であればどこでも良いわけではありません。屋内の客席に隣接することが必要です。
衛生管理を徹底するため、天候の急変でテラス席のお客さまを屋内に誘導出来るようするためなどの理由で、屋内客席の面積よりも小さい面積でなくてはなりません。
どこまでがテラス席なのかが分かるように、植栽や観葉植物、ポールロープ、デッキなどで区画しなくてはなりません。
苦情を防止するために、上記のほか、条例などの他法令の遵守も求められます。
以前はテラス席を設置出来なかった歩道や道路にテラス席を設置出来るかもしれません!
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける飲食店等の皆さまを支援するための緊急措置として、令和4年3月31日までの期間限定で、テイクアウトやテラス営業などのための道路占用許可基準の緩和措置が行われています。(令和3年12月現在)
また、「道路空間を街の活性化に活用したい」「歩道にカフェやベンチを置いてゆっくり滞在できる空間にしたい」など、道路への新しいニーズの高まりを受け、道路法等を改正し、新たに「歩行者利便増進道路」(通称:ほこみち)制度が令和2年11月に創設されました。
これらにより、特定の地域では、以前設置出来なかったテラス席の設置が可能となっている場合があります。
※いずれも個別店舗ごとの申請は出来ません。道路専用許可基準の緩和については、地方公共団体又は関係団体による一括占用となるので、まずは店舗がある地域の地方公共団体等にご相談ください。また、「ほこみち」は、ほこみちに指定された場所について、道路管理者が公募した時のみ事業者による応募が可能となります。
補助金とは、応募申請をして採択されると、実施する事業の一部費用を補助してもらえる制度です。事業計画を作成し、その内容等により審査が行われますので、必ず補助してもらえるものではありません。
テラス席設置に関わる各種費用に対して使える補助金はいくつかありますが、補助金の中でも比較的ハードルが低く、初めてでも挑戦しやすいのが「小規模事業者持続化補助金」です。
持続的な経営に向けた経営計画に基づく、小規模事業者等の地道な販路開拓等の取組や、あわせて行う業務効率化の取組を支援するため、それに要する経費の一部を補助するものです。
50万円(創業間もない場合や、近隣店舗等と連携して行う事業の場合など、補助上限がアップする場合があります。)
2/3(税抜75万円の事業費であれば、50万円が補助されます。)
※その他詳細は、公募要領をご確認ください。
持続化補助金を申請するためには、テラス席を設置することで どのように新たな販路を開拓していくのか、自社の強みと弱みを分析して、事業計画を策定する必要があります。
しかしながら、初めてのことであれば、何を考え、何を書いたら良いか分からない方も多いかと思います。
そこで、そのような場合にまずやるべきことは、お店がある地域を管轄する商工会議所(または商工会)に相談に行くことです。
この「小規模事業者持続化補助金」は、商工会議所(または商工会)の支援を受けながら進めなければならない補助金事業です。
まずは商工会議所(または商工会)へ連絡し、相談のアポイントを取りましょう。担当者の方は、初めて挑戦する事業者の方のアドバイザーとして、さまざまな支援をしてくれるはずです。
規制緩和や補助金など、その時々で使える支援をフルに活かして、コロナ禍で受けた影響を乗り越え、事業拡大につなげていくことは、多くの事業者様にとって大切なことと思います。
感染対策をしっかり行いながら、販路開拓につながる大型パラソル設置によるテラス席の構築をぜひご検討ください。